組織図
飽くまで素人が考えた『なんちゃって組織図』。細かいところはご容赦を…

アーリグリフ三軍

本来、疾風や風雷の形があるべき姿なのだが、漆黒では団長アルベルと副団長(旧体制派)が決裂している為、現在こんなややこしい形になっているという設定。

精鋭部隊(正式名称:アルベル精鋭部隊)はアルベル直属の部隊であり、この部隊の幹部が実質、漆黒の運営を担っている。副団長派からすれば、自分の部下でもある団員を、自分より格下の幹部らに勝手に動かされるのは許されざる行為なのだが、アルベル直属である手前、手出しできずにいる。団員も、『精鋭部隊の命令=アルベルの意思』という事で、その命令に従う。精鋭部隊に入れるのは幹部が認めた者のみ。優秀な人材が引き抜かれる。副団長の前では言えないが、漆黒団員にとっては憧れの部隊。

アルベル精鋭部隊

※話が進んで合わなくなってきたら、また修正するかも…。
それぞれの役職は並列に並んでいる。その中で、人事、経理、監査は特に密接に関わりあっている。幹部はカレル・ライマー・オレスト・ユーク・ジノ・カーティス・エルヴィンの七人。幹部は役職の長であり、その下には各部署が付いている(名前が決まっているのは、今のところシキ・グラディスだけ…)。

■精鋭部隊幹部メンバー■

部隊長:カレル・シューイン(29)
  兵学校卒。参謀・団長補佐。カレルは自身の役割を幹部の<調整・まとめ役>としている。

情報:ライマー・シューゲル(29)<情報・状況把握>
  兵学校を首席で卒業。カレルを精神的に支える人物。
スパイ活動を行なう諜報部、各地に散らばって現地を調査し、情報を集めてくる調査部、集まった情報をまとめて管理する管理部が下に付く。この役職の位置づけは<情報・状況把握>。現地調査やスパイ活動によって、あらゆる情報を収集。また、戦時中は部隊から独立させ、アルベルの指揮の及ばないところを任されていた。

  諜報長:シキ・グラディス(33)
   士官学校卒。ライマーの右腕。落ちこぼれ時代、ライマーのかつての上官だったが、今は部下として黙々と任務を果たす。無口で非常に用心深い人物。本来カレルは、シキを精鋭部隊の幹部に入れようとしたのだが、シキがライマー以外の下に付く事を受け入れなかったので、現在の位置に落ち付いている。

人事:オレスト・コーリン(26)<人情>
  士官学校卒。いい家庭に育ったお坊ちゃん。だが、実は養子。『僕』と『俺』を使い分ける。カレルから「ドングリ」というあだ名を付けられ、特に可愛がられている。憎めない性格で誰とでも仲良くなれる。
 人事の下に団員達の生活(衣食住)や健康、そして教育を管理する『生活』『教育』『医務』が付く。幹部内での位置づけは<人情>。目的のために、ともすれば非情に傾いてしまう幹部の空気を中和させる役割。

監査:ジノ・バジェドール(37)<ブレーキ>
  兵学校卒。幹部最年長。度量が大きく、「ジノさん」と皆に頼りにされ慕われている。縦横がっしりとした、大柄な体格。旧体制において、長年煮え湯を飲まされる思いをしてきた。苦労人。カレルの将棋仲間。
  平常時における警備を担当し、外からの敵を見張りつつ、内部で犯罪が行なわれていないかにも目を配る。唯一、懲罰の権限を持つ。漆黒内の秩序を保ち、幹部の暴走を止める<ブレーキ役>。

経理:ユーク・セルトン(26)<現状>
  士官学校を次席で卒業。やや神経質な完璧主義者。負けず嫌い。周りの空気が読めないところがあり、誤解されやすい発言が多いために敵を作りやすいが、本人は全く気付いていない。ただ、感情や周囲の状況に流されることなく、淡々と事実を見つめ、それに一切脚色を加えないので、幹部の面々は表面上どうあれ、ユークの言葉を重く受け止める。机が整理整頓されていないと気がすまない性質なので、エルヴィンとよくもめる。
  漆黒の経理。武器や防具などの軍関係の経理と、団員の生活関係の経理をまとめる。現状を正確に把握し、それを伝える役割を担う。

軍務:カーティス・ヒル(27)<中立>
  士官学校卒。大人しく地味だが、有能な青年。とにかく仕事がはやい。歩く国語辞典と言われる程に語彙力が高い。人の会話を記憶するのが得意。
  会議の際、様々な意見を書き留めながら、それを客観的に見つめる<中立>の役割を務める。

開発研究:エルヴィン・トーレス(29)<論理的裏づけ>
  士官学校生の中でも、開発技術科目が特に優れた者が集まるエリートクラスを首席で卒業。通称エル。愛煙家。散らかり放題の部屋にこもりっぱなしであることが多い。部屋から出てくる時はろくでもない実験をしたり、それと知らせずに人体実験をしたり。被害者は主にオレスト。ユークとは研究費と片付けをめぐっていつも対立。非常に頭が切れるが、癖のある人物。捻くれ者。カレルとは波長が合う。
  装備や薬、様々な道具を開発。大量の本を集め、常に新しい知識を仕入れ、幹部らの話し合いに新しい視点を導入する。また、カレルが立てた作戦が実際に実行可能かどうかを計算するなどの<論理的裏づけ>を行なう。